調香は2013年からエルメスのメゾンパフューマーとなったクリスティーヌ・ナジェル氏。
馬具商としてスタートしたブランドのルーツである乗馬をテーマに「アニマルノート vs フローラルノート、男らしさ vs 女性らしさ、など相反する関係性を香りにしたかった。」と語っています。
そして鞍(くら)の工房を訪れ、表面を起毛させたやわらかくやさしい手触りの革、veau Doblis ヴォー ドブリスに触れ、感じた香りに、肉感的でフェミニンなローズの香りをマリアージュさせました。サフランがレザーのアクセントとなり、ローズが全体を包み込み「自らの心臓の鼓動を聞きながら」「躍動する女性」の姿を香りで表現しています。