受賞ショコラをいち早く。サロン・デュ・ショコラ会場レポート Vol.4

受賞ショコラをいち早く。サロン・デュ・ショコラ会場レポート Vol.4

パリのサロン・デュ・ショコラ会場、麻袋いっぱいのカカオ豆

Salon du Chocolat Paris — Reportage 2026 · Vol.4

受賞の1枚を、
いち早く。

10月28日に発表された「Éclats du Chocolat 2026」。最優秀 Bean to Bar タブレット賞のテール・ド・フェーヴ、エンゲージメント&エシック賞のモンショコほか、受賞したショコラをパリからいち早くお届けします。豆から作る工房の1枚と、クリスマスのショコラもあわせてどうぞ。

限定セレクションのヴァンサン ゲルレのクマと3色のサブレ 限定セレクションのル・カレ・ド・サンクのキャラメル入りロシェ 限定セレクションの八女抹茶チョコポップコーン 限定10セット

Édition limitée — 10 coffrets seulement

PARISWAVEだけの、
サロン・デュ・ショコラ限定セット。

会場で見つけたおいしさを、ひと箱に。レ トロワ ショコラ パリのサロン限定・八女抹茶のチョコポップコーン、ル・カレ・ド・サンクのキャラメル入りショコラ「Les Rochers du Revard」、ヴァンサン・ゲルレのクマのギモーヴ(ダークまたはミルク)と3色のサブレ。

ご用意は全部で10セットのみ。なくなりしだい終了です。

16,600円

限定セットを見る →

Bean to Bar, c'est quoi ?

同じ「ダーク75%」でも、
まったく違う味になる理由。

多くのショコラティエは、チョコレートメーカーが作った「クーベルチュール」を溶かして、ボンボンや板チョコに仕立てます。Bean to Bar の作り手は、その一歩手前から始めます。農園からカカオ豆を仕入れ、焙煎し、すりつぶし、練り上げて、板にするまでを、ひとつの工房で行います。

焙煎の温度や時間、練り上げる長さは、工房ごとに違います。だから同じ農園の豆でも、作り手が変わると香りが変わる。今年のサロン・デュ・ショコラでは、ショコラの賞「Éclats du Chocolat」に「最優秀 Bean-to-Bar タブレット賞」の部門が設けられるほど、注目の集まる作り方です。

テール・ド・フェーヴ エルサルバドル ダークチョコレート カカオ85% タブレット テール・ド・フェーヴ エクアドル バニラ ダークチョコレート カカオ75% タブレット

左:テール・ド・フェーヴ「エルサルバドル85%」7,100円/右:同じく「エクアドル バニラ」7,000円。どちらも豆から作る1枚です。

Le palmarès — Les Éclats du Chocolat 2026

受賞したショコラを、
パリからいち早く。

10月28日、会場で「Éclats du Chocolat」の受賞者が発表されました。パリの百貨店の食品館 Galeries Lafayette Le Gourmet と主催者が開く賞で、審査委員長はシェフのヤニック・アレノ。5つの賞のうち4つの受賞作を、PARISWAVEでお届けできます。受賞の翌日から、ブランド公式の商品をそろえました。

テール・ド・フェーヴ エルサルバドル ダークチョコレート カカオ75% タブレット最優秀 Bean to Bar

TERRE DE FÈVES — 最優秀 Bean to Bar タブレット賞

テール・ド・フェーヴ「Salvador 75%」

ブルターニュのヴァンヌで、2020年に Anne-Laure さんが立ち上げた工房。焙煎から石臼での磨砕まで、すべて自分たちの手で。エルサルバドルのカカオの1枚が、最優秀 Bean to Bar タブレット賞と審査員特別賞(Coup de cœur)をダブル受賞しました。有機農業(AB)認証。

7,000円

モンショコ マンゴー ローチョコレート カカオ70% タブレット 40g 3枚セットEngagement

MONCHOCO — エンゲージメント&エシック賞

モンショコ「Mangue」

カカオの国コートジボワール、アビジャンのショコラトリー。オーガニックの生カカオを使い、油脂を加えず、グルテンフリー・100%植物性で作ります。生カカオ70%にマンゴーを合わせた40gのタブレットが受賞。PARISWAVEでは3枚セットでお届けします。

3枚セット 7,100円

ロジタ ショコラ OpitaPrix Espoir

ROSITA CHOCOLAT — 新人賞

ロジタ ショコラ「Opita」

2025年にトゥール近郊で開いたばかりの Bean to Bar の工房。コロンビア・ウイラ地方のカカオを、帆船で運んで作る1枚が「Prix Espoir(新人賞)」に。花やトロピカルフルーツの香りと、バランスのよい酸味が特徴です。

5,600円

フルール・ド・ショコラ ローズマリー ホワイト45%Prix Créativité

FLEURS DE CHOCOLATS — 創造性賞

フルール・ド・ショコラ「ローズマリー」

ピエール・エルメのシェフ・ショコラティエだった Elwood Bouazza さんが、グラースの香水の技法「アンフルラージュ」で花の香りを移すメゾン。ホワイト45%にローズマリーの花の、すがすがしい香り。会場で話を聞いた、あのブースです。

6,300円

受賞した工房の、ほかのショコラも

テール・ド・フェーヴは産地別のタブレット、プラリネ、コフレまで約60点、モンショコはボンボンやギフトバスケットまで約40点をそろえました。

グルマン・タブレット賞は Sokola(ガエル・ジャコブ)の「Passionnante」。こちらはオンラインでの販売がなく、今回はご紹介のみです。

出典:Galeries Lafayette Le Gourmet「Les Éclats du Chocolat 2026 : les gagnants dévoilés au Salon du Chocolat」(2026年10月29日)

Le savoir-faire

カカオの実が、板チョコになるまで。

会場のペルーのパビリオンと、カカオの産地を示す地図
会場にはカカオの産地ペルーのパビリオンも。(PARISWAVE撮影)

たとえば 20°Nord 20°Sud の Karugutu 70% は、ウガンダのルウェンゾリ山地の麓で小規模生産者が育てたカカオ。共同の発酵施設で木箱に入れて発酵させ、天日で乾かし、手で選別した豆が、フランス西部の工房に届きます。そこから先が、作り手の腕の見せどころです。

  1. 01

    発酵・乾燥

    産地で。実から取り出した豆を、果肉ごと発酵させて乾かします。チョコレートの香りのもとは、ここで生まれます。

  2. 02

    選別

    工房に届いた豆から、割れた豆や小さすぎる豆を取り除きます。

  3. 03

    焙煎

    温度と時間で、果実の香りを残すか、香ばしさを出すかが決まります。工房ごとの個性がいちばん出る工程です。

  4. 04

    殻を外す

    豆を砕いて殻を風で飛ばし、中身の「カカオニブ」だけを取り出します。

  5. 05

    すりつぶす・練る

    ニブを砂糖と一緒に、何時間もかけて細かくすりつぶし、練り上げます。口どけと、香りの立ち方が変わります。

  6. 06

    温度を整え、型へ

    温度を上げ下げして結晶をそろえ(テンパリング)、型に流します。つやと、パキッと割れる食感はここで決まります。

Même ferme, autres ateliers

同じ農園の豆が、
工房ごとに別の顔になる。

会場で板チョコの裏を読み比べていて、気づいたことがあります。出展している Bean to Bar の工房が、同じ農園の豆を使っていました。シャモニーのシュカ(K121)、大西洋岸ヴァンデの 20°Nord 20°Sud(L94)、トゥーレーヌのロジタ ショコラ(K103)です。

Tanzanie — Kokoa Kamili

タンザニア、キロンベロ渓谷のココア・カミリを、3つの工房で

同じ豆でも、85%のダーク、76%のダーク、52%のミルクと、仕立てがまったく違います。3枚並べて食べると、作り手の考え方の違いがよくわかります。

El Salvador — Finca Chiquihuat

受賞作と同じ、エルサルバドルのチキワット農園の豆

今年の受賞工房ふたつが、同じ農園の豆を使っていました。ブルターニュのテール・ド・フェーヴは75%、トゥーレーヌのロジタは85%。受賞作を、もうひとつの解釈と食べ比べられます。

Équateur — Finca Garyth

エクアドル、フィンカ・ガリス農園

受賞したテール・ド・フェーヴのエクアドル75%(7,000円)も、同じ農園の豆です。

どちらもナシオナル種のカカオで、どちらの説明にも「バナナ」の香りが出てきます。会場でシュカを試食したときも、バナナのような香りがして甘すぎず、とてもおいしい一枚でした。バナナは入っていません。豆そのものの香りです。

ロジタ ショコラ シングルオリジン ダークチョコレート30個

Hall 5.2 K103 — Touraine

ロジタ ショコラ

フランスのトゥーレーヌ地方で、カカオ豆からチョコレートを作る工房。サントメの豆だけで作る砂糖なしの100%や、同じ材料のまま製法を変えてキャラメルのような風味を引き出したミルクなど、豆の個性を引き出す板チョコが並びます。

はじめての方には、5つの産地を一粒ずつ食べ比べるコフレを。サントメ64%からマダガスカル80%まで、カカオの割合も少しずつ上がっていきます。

Coffret pure origine – NOIR(30個) 9,200円

5産地の食べ比べを見る →

Hall 5.2 L94 — Vendée

20°Nord 20°Sud

大西洋に面したヴァンデ県の工房で、カカオ豆から板チョコまでを作るショコラトリー。白と黒のパッケージに、産地の名前とフランスの三色の帯。どれも60gで、産地を旅するように1枚ずつ選べます。

20°Nord 20°Sud の産地別ガナッシュ(パリ会場にて)

産地をめぐる、ひと粒のガナッシュ

20°Nord 20°Sudの魅力は、タブレットだけではありません。会場で目を引いたのが、カカオの産地ごとに仕立てたガナッシュの詰め合わせ。ショコラに記された緯度と経度を眺めながら、ひと粒ずつ産地の個性を楽しめます。

「Ecrin Pures Origines」は、5つの産地のカカオを使ったガナッシュを15個詰めたコフレ。大切な方への贈りものにも、自分へのご褒美にも。

産地別ガナッシュ「Ecrin Pures Origines」10,000円 →

Encore trois ateliers

会場で見つけた、豆から作る工房をあと3つ。

ル・カレ・ド・サンク コロンビア Guaviare ミルク55%

Hall 5.2 M114

ル・カレ・ド・サンク

豆の選別から焙煎、磨砕、成形までを自分たちで。カカオは5つの産地から選び、ミルクなどほかの材料はできるだけフランス産。ブースでは、包みも味も洗練されているのが印象的でした。

コロンビア Guaviare ミルク55% 5,300円

コポ・ショコラ ビーントゥバー ミニタブレット食べ比べコフレ

Hall 5.2 P119

コポ・ショコラ

フランスの Jouy の工房。コロンビアのカカオは帆船で運ばれてきます。5つの産地のミニタブレットを詰めたコフレで、カカオ46〜76%の味の違いを食べ比べられます。

Coffret découverte "Bean To Bar" 11,300円

ビーン トゥ ベア ホットチョコレート用パレ ロタンティック

Hall 5.2 P114

ビーン トゥ ベア

ショコラティエのセドリック・テュルメルが、豆から作るカカオ70%のチョコレート。温めた牛乳に1枚落とすだけの、ホットチョコレート用のパレは冬の朝にぴったりです。

Palets de Chocolat Chaud – L'Authentique 7,600円〜

Calendriers de l'Avent 2026

12月1日から、毎朝ひとつ。
パリのアドベントカレンダー。

数に限りのあるものや、フランスでの発売を待って順にお届けするものがあります。12月1日に間に合わせるなら、早めのご予約がおすすめです。

テール・ド・フェーヴ アドベントカレンダー 2026受賞工房

TERRE DE FÈVES

受賞工房の、Bean to Bar のカレンダー

単一産地のダーク10マス、ミルク4マス、プラリネ6マス、ナッツのショコラ3マス。24日は大きなサプライズ。「ミックス」と「ダーク」から選べます。

13,100円

パリの定番メゾンからも

会場のノエル(PARISWAVE撮影)

カレン ショコラのクリスマスのパッケージ
カレン ショコラ(K104)の「Joyeux Noël」
シュカのアドベントカレンダー
シュカ(K121)のアドベントカレンダー

Pendant le Salon

会期中だけの、全商品5%OFF

10月31日(土)23:59(日本時間)まで。「3つで20%オフ」などの商品の割引と合わせて、最大24%OFF。
※ほかの注文全体の割引とは一緒に使えません。

SDC2026

受賞の1枚から、限定の10セットまで。
この冬は、パリで選ばれたショコラを。

— Découvrez la sélection —

会場写真:PARISWAVE/商品写真:各メゾン